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テラスガーデン美浜リゾートのお知らせ・ブログ
沖縄の名建築
更新 : 2021/10/10 12:25
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
永遠に完成しない建物として、ガウディが設計したスペイン バルセロナの「サクラダ・ファミリア」が有名で観光客も多く訪れますが、
沖縄にも魅力的な建物があります。それらを紹介してゆきましょう。
まず、那覇市にある現在の「沖縄県庁舎」。地上14階建てで那覇市内でしたらどこからでも目に入ると思います。
優秀な建築に与えられる「BCS賞」を1991年に受賞しています。
設計は黒川紀章氏。屋根部分が曲線状に切り取られているのは、背部の丘陵にあるテレビ電波塔の電波を遮らないためだそうです。
さて続いては、これも那覇市にある「那覇市民会館」。沖縄の日本復帰前の1970年に竣工しました。
1972年の「沖縄返還式典」の会場になるなど、沖縄の歴史を見つめてきた建物です。
設計は沖縄の伝統的な建築意匠を現代建築に取り込み沖縄建築界をリードしてきた金城信吉氏。
那覇市民会館は近代建築の記録と保存を目的とする国際学術組織の日本支部が
モダン・ムーブメントの建築の代表作として選定した中に含まれています。(他には、東京の同潤会アパート、国立代々木競技場など。)
老朽化のため2016年に休館となりましたが、その重要性から現在保存方針などの検討が行われています。
最後は西原町にある「沖縄キリスト教短期大学校舎」です。設計は壺屋焼物博物館も設計した真喜志 好一。
1991年度日本建築学会作品賞の建物です。
この建物は一言で言うと「ダンジョン」です。
建物と建物が意外な場所で回廊で結ばれていて、ロールプレイングゲームの迷宮の趣です。
如何でしたか?伝統的な建築も良いのですが、近代建築も目を喜ばさせてくれますよね。
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