はいさい！「琉球ナビゲーター」の儀間です。

夏真っ盛りの沖縄です。
暑い日は外を散策するのも億劫になりますが、強烈な陽射しの中で魅力を増す街並みがあります。
那覇にある焼物の街「壺屋」です。

国際通りの近くに風情ある街並みが残っています。
メインの通りはきれいに石畳風の舗装がされ、その両脇には窯元の直営店などが軒を並べます。
通りは強烈な陽射しにまぶしく白く反射します。

国際通りから壺屋地区に入ると左手に「那覇市立壺屋焼物博物館」があります。
眩しい屋外から照度が落とされた館内に入ると、博物館独特の清々しい雰囲気が心地よく感じると思います。
ここの展示で注目していただきたいのは、この街の焼物・沖縄の焼物の辿ってきた歴史です。
例えば、明治になり「南国　沖縄」を強調した焼物が登場したり、時代背景と焼物の変遷を知ることができます。

館を出てちょっと進むと、左手のこんもりとした丘に、昔使用されていた登り窯が残されています。
足元が悪いのですが、すぐ近くまで近づくことができます。

さらに通りを進むと左手にあるのが、本日紹介したい「育陶園」さんです。
育陶園さんは壺屋界隈に複数の店舗を展開しています。
伝統的な意匠の製品から日常使いに便利なものまで、幅広くラインアップが特徴です。
この育陶園さんが、１６日から１８日まで「育陶園夏のわくわくイベント2022」を開催します。
そのイベントの一つとして「スタンプラリーで育陶園巡り」がオススメです。
育陶園さんは壺屋の路地裏にも店舗や体験施設を持っていますので、このスタンプラリーで壺屋の魅力ある街並みを知ることができます。

焼物製作の実演や掘り出し物コーナーもありますので、この機会に是非お立ち寄りください。

この季節、オススメの街並み散策「壺屋」と「育陶園」のご紹介でした。