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国際通りを散策ついでに
更新 : 2023/2/15 21:45
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
那覇市の国際通りは沖縄に観光に見えられた方でしたら必ず立ち寄る場所かと思いますが、
今回は国際通りに行かれたらちょっと足を延ばして訪れてほしい場所をご紹介します。
一か所目は「崇元寺」です。
崇元寺とは琉球王国の国廟で歴代国王が祀られていました。創建は1527年と考えられています。
新しい国王が即位し、その即位式のためにやってきた中国皇帝の使者は、まず、この崇元寺に立ち寄り先王の御霊を慰める儀式を行いました。
沖縄戦前は中国風の伽藍が建ち並び旧国宝に指定されていました。
現在は石門しか残っていませんが、この石門が国の重要文化財になっています。
琉球王国の建築はその石造りの技術と美しさにありますが、崇元寺はの石門は現代にそれを伝えるものとして重要なものです。
また門の脇には「下馬碑」が残されており、身分の上下にかかわらず崇元寺の前を通行するものは、
馬から降りるようにという文章が刻まれています。この下馬碑は沖縄県指定の有形文化財になっています。
沖縄戦で琉球王国時代のものが多く失われましたが、崇元寺の石門や下馬碑はその栄光を今に伝える貴重なものです。
次にご紹介するのが「福州園」です。
福州園は、中国福建省福州市と那覇市の友好都市締結10周年と、那覇市市制70周年を記念して、1992年に開園しました。
崇元寺の紹介でもふれましたが、琉球王国と中国とは深いつながりをもっていました。
琉球王国で外交を担っていたのは中国から渡来した方々でした。
特に福建省から移住してきた人が暮らしていたのが久米村でした。
その地にできたのがこの「福州園」です。
それほど広くはありませんが、HPで「園全体がフォトスポット」とうたうほど細部にまでこだわった中国風の意匠が施されています。
時間を忘れてゆったり過ごすのにオススメな場所です。
国際通りのショッピングのついでに、これらの場所にも足をのばしてみませんか?
新しい沖縄が発見できるかと思います。
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