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第一牧志公設市場(持ち上げシステム)へ行こう!
更新 : 2024/2/14 20:19
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
沖縄に観光に来たら多くの人が訪れる那覇市の国際通り。
その国際通りのほぼ中央部、モノレール(ゆいレール)美栄橋駅に続く道(沖映通り)の交差点(むつみ橋)を、美栄橋駅とは反対側に延びる歩行者専用のアーケード通りは「市場本通り」と呼ばれています。
「市場」とは「第一牧志公設市場」。那覇市民や近郊の人々のいわゆる「台所」です。
戦後の闇市から続くこの市場は地元の人々にも観光客にも愛されていましたが、1972年沖縄復帰の年に建てられた建物は老朽化にともない、2019年から建て替え工事が行われ2023年3月に新しい市場がオープンしました。
今回はこの新しい第一牧志公設市場をご紹介していきましょう。
まず、市場の一階には主に食材の小売店舗が立ち並びます。
大きく「鮮魚」と「精肉」のエリアにわかれています。
鮮魚のエリアには色鮮やかな南の海の魚が並びます。
精肉のエリアには沖縄料理には欠かせない豚肉を中心としたお肉が並んでいます。
どちらも観光で見えられた方にも沖縄の食文化を知っていただけるよう見て楽しめるような工夫がされています。
例えば沖縄では高級魚として扱われるアバサー(ハリセンボン)が置いてあったり、精肉のエリアでは「チラガー」と呼ばれる豚の顔の皮が「デン」とおいてあったり、見て回ると時間を忘れるくらいです。
二階は食堂街となっています。各お店はオープンな作りとなっており、東南アジアのマーケットに来たような雑然とした雰囲気からは市場の熱気が伝わってきます。
それではこの市場の特徴である「持ち上げシステム」についてご案内しましょう。
持ち上げシステムは一階の店舗で食材を選ぶことから始まります。
好み・料理法・人数・予算などを伝えお店の人と食材を選んだら、お店の人が二階の食堂の人に食材を引き渡してくれます。
あとは二階の食堂で料理が出てくるのを待つだけ。
沖縄の食文化に触れることのできる楽しい体験です。
第一牧志公設市場、建物は新しくなりましたが、その魅力は確実に引き継がれています。
沖縄に行かれましたら、訪れてください。
そして「持ち上げシステム」を是非体験してください。
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