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沖縄のカレンダー(2月)
更新 : 2024/2/18 21:33
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
2024年も2月の中旬です。早いですね。
カレンダーを見ると沖縄独特な情報が書かれていましたので、今回はこの話題を取り上げたいと思います。
一般の家庭にあるカレンダーは年末にお店などからいただいたものかと思いますが、
そこには色々な情報が書かれています。
沖縄独特だと思われるものとしてまずあげられるものは、旧暦が併記されていることです。
月齢や満潮・干潮の時刻が書かれているカレンダーも多くあります。
これらは沖縄の習俗からきています。
現在ではあまりこだわれなくなっていますが、例えば「地鎮祭」などは大安、先勝、先負、友引の日で干潮から満潮に向かう時間帯に行われることが多いようです。
色々な行事の日取り、日時を決めるのに旧暦や満潮・干潮の日時が必要になってくるためカレンダーにこれらの情報が書かれています。
2月は旧暦のお正月がありましたので、色々行事があります。これらの情報もカレンダーにのっています。
まず、旧暦の12月24日(新暦では2月3日)には「ウガンブトゥチ」という行事がありました。
これは旧暦の12/24に、火の神様が家庭の一年間の御願を天の神様に報告するため、天の神様の元へ里帰りをするとされている日です。
この日を過ぎると沖縄の人はいよいよ年末だと思います。
そして旧暦12月30日は大晦日沖縄の言葉では「トゥシヌユール」。
そして本土で正月15日を「小正月」というように、沖縄にもいくつか正月があります。
詳しくは今後ご紹介できればと思いますが、
まず正月(今年は新暦の2月10日でした)。沖縄にも小正月がありますが、沖縄の場合は旧暦1月14日になります。
そして旧暦の1月16日は「ジュールクニチー(十六日)、あの世の正月、後生の正月」と呼ばれています。
家族を亡くして初めてジュールクニチー(十六日)を迎える家庭では亡くなった人を偲びます。
そして旧暦1月20日の「二十日正月(はつかしょうがつ)」。これは本土でも各地に残っています。
沖縄でこの日に行われる行事・祭りで有名なのは那覇の辻町の「ジュリ馬行列」です。
本土の方がこのような沖縄のカレンダーを見る事はあまりないと思いますが、市場や食堂などにかけられていることがありますので、
見かけたらちょっと注意してみてください。本土にはない独特な行事を発見できますよ。
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