宿番号:310093
テラスガーデン美浜リゾートのお知らせ・ブログ
王朝文化の華「沖縄の染織」
更新 : 2025/1/28 19:11
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
織物や染物にたずさわる人、興味がある人にとって、沖縄はとても魅力的な場所だと聞いたことがあります。
明治時代になって「沖縄県」ができるまで、ここには「琉球王国」という王国がありました。
王国時代、さまざまな王朝文化が花開いていましたが、琉球の織物や染物もそのひとつです。
今回は沖縄の染織の豊かさを知ることができるイベントをご紹介しましょう。
まずは2月5日まで那覇市歴史博物館で開催中の「【特別展】松竹梅の紅型衣裳/朱漆と沈金の漆器」です。
「紅型」とは沖縄の染色の一つですが、沖縄独特の文様や技法に特徴があります。
今回は、同館が所蔵する「国宝 琉球国王尚家関係資料」の中から、お正月にちなんでおめでたい松竹梅の衣裳が展示されます。
色鮮やかな紅型衣装に琉球王朝文化の華を感じることでしょう。
そして、那覇市歴史博物館がある「パレットくもじ」に行かれましたら、是非足を運んでいただきたい場所があります。
それはパレットくもじ6階にあります「那覇市民ギャラリー」です。
ここでは本日1月28日から2月2日までの期間、「第65回 沖縄県立首里高等学校 染織デザイン科卒業作品展−そめおり展−」が開催されています。
県立首里高等学校には全国的に珍しい、染物と織物を学ぶコースが設置されています。
生徒たちが3年間学んだ集大成がこの「そめおり展」です。
卒業制作の紅型の染物または首里織の着尺の他に、全員で制作した巨大な壁画が展示されます。
巨大な壁画は卒業式の舞台を飾ります。
博物館に展示されている物や商品として販売されている織物、染物には無い文様など、生徒たちの若い感性に驚かされます。
また、作品のキャプション(説明文)にも是非目を通してください。生徒たちの熱い想いが伝わってくると思います。
今回は沖縄の染織文化を知ることができる展示会を二つ紹介しました。
どちらも沖縄の豊かな染織文化を知ることができる催しですので是非足をお運びください。
関連する宿泊プラン
他のホテルを探す場合はこちら