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    3月4日(三線の日)にちなんで「三線」の話題

    更新 : 2025/3/1 19:49

    はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
    今回は3月4日の「三線の日」が近いということで、沖縄の伝統楽器「三線」について話題をいくつか取り上げていきましょう。

    伝説では三線を考案したのは「赤犬子(アカインコ)」という人物だと言われています。
    赤犬子は琉球王国時代の吟遊詩人のような人でその生涯は伝説に彩られています。
    赤犬子は雨だれの音から三線を考案したと伝えられています。
    3月4日の三線の日には赤犬子を祀る読谷村の赤犬子神社で奉納演奏が行われています。

    次の話題は三線の名器についてです。
    バイオリンのストラリバリウスのように三線にも名器と呼ばれるものがあります。
    三線の名器のことを「開鐘(ケージョウ)」といいます。
    開鐘の中でも琉球王家由来の5棹の三線は「五開鐘」と呼ばれています。
    王国時代、名器と呼ばれる三線が集められ、王家の別荘で三線の弾き比べが行われました。
    弾き進めていくにつれて音色が悪くなる三線が現れる中、夜明けを告げる鐘が鳴っても美しい音色を保つ五つの三線がありました。
    それらを五開鐘と呼びます。
    王国が無くなり、戦災により五開鐘は散逸してしまいました。
    時は流れ、1982年に五開鐘の筆頭と言われる「盛嶋開鐘」が現存していることが分かり、
    本来の持ち主である琉球王家の末裔に戻され、現在は沖縄県立博物館・美術館で所蔵展示されています。
    音を聞くことは出来ませんが、その美しい器形を見ることができます。

    沖縄県立博物館・美術館にはもう一つの興味深い三線が収蔵されています。
    沖縄戦後、灰燼に帰した沖縄の人々が求めたの三線の音でした。
    人々は米軍の食料の缶詰の空き缶を胴に、パラシュートの紐を弦に三線を作りました。
    「カンカラ三線」と呼ばれたこの三線が人々の心に戦争からの復興の力を与えました。

    いかがでしたか?三線の日にちなんだ話題でした。
    3月4日には県内のいたるところで、三線のイベントが行われますので、是非お楽しみください。

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