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間もなく閉館「那覇市歴史博物館」へ行こう!
更新 : 2025/7/5 17:04
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
沖縄戦以前の沖縄には建造物だけで京都、奈良につぐ規模の旧国宝がありました。
沖縄戦で被害を受け多くの文化財が失われ、ながらく沖縄には国宝がありませんでしたが、
1994年、東京に居住していた琉球国王の末裔が所蔵していた琉球王国の遺産が那覇市に寄贈され、
それらが2006年に「琉球国王尚家関係資料」として沖縄県では戦後初の国宝に指定されました。
それらの国宝は「那覇市歴史博物館」において調査、保管、公開されています。
那覇市歴史博物館は、国際通りの入り口近くの商業施設「パレットくもじ」にあり、非常にアクセスが便利です。
さて、この那覇市歴史博物館は今年の8月末に閉館となり、王都首里の地に2026年の11月に開館される新しい博物館へ移転が決まりました。
現在、那覇市歴史博物館で「夏の特別展示」が行われています。
国宝の琉球国王尚家関係資料から10点が展示されます。
特に琉球国王の冠は18〜19世紀に製作されたもので、現存する唯一の国王の冠です。
他には重要な儀式の際に国王が王冠と共にまとった唐衣装(とういしょう)や石帯(せきたい)(帯)、靴が展示されます。
冠などはめったに実物は展示されないため、今回の夏の特別展示は貴重な機会です。
そして、次回展示されるのは新しい博物館開館後と思われますので、是非この機会に那覇市歴史博物館に足をお運びください。
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