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テラスガーデン美浜リゾートのお知らせ・ブログ
壺屋路地散策
更新 : 2025/7/15 19:06
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
那覇市の国際通りからも近い壺屋地区、焼物の街として知られ、通りには工房の直営店などが連なります。
この壺屋地区ですが、奇跡的に沖縄戦の戦災をまぬがれた場所でもあります。
そのため沖縄の古い集落のたたずまいを感じることができる路地が残されています。
今回は賑やかな表通りから一歩入った壺屋の路地を散策してみましょう。
国際通りから壺屋地区へ入り、左手の「壺屋焼物博物館」に隣接する駐車場の角の坂道を少し登ると、
右手に鬱蒼とした樹々に囲まれた登り窯があります。沖縄県指定文化財の「南窯(ふぇーぬかま)」です。
現在は使用されてなく一部崩れ落ちていますが、窯の周囲をぐるりと回ると、焼物の街「壺屋」の歴史を肌で感じることができます。
もとの通り「壺屋やちむん通り」に戻り、少し進むとまた左手に坂道があらわれます。
この坂道を少し登り、右へ入る路地が今回紹介したい壺屋の路地です。
路地を進むと風情のある石垣などが現れます。
表通りは店舗が多いのですが、この裏路地には自宅兼工房や体験施設などがひっそりと佇んでいます。
石垣から覗ける御庭にはハイビスカスやブーゲンビリアなどが咲いています。
さらに進むと赤瓦屋根が美しい建物が現れます。国指定重要文化財「新垣家住宅」です。
新垣家は壺屋の陶工で1974年までこの地で作陶を行っていました。
近年登り窯も整備され、週末を中心に公開されています。
さてここまで壺屋の路地を紹介してきましたが、この路地を散策されたい方へ最適なイベントが今度の三連休に行われます。
壺屋に工房と店舗を構える育陶園のイベント「育陶園わくわくsummerイベント2025」です。
7月19日、20日、21日の毎日14時(集合13:45)から1時間、ガイドが壺屋の街を案内してくれます。
要予約、先着10名で有料(500円)ですが、散策の後はお茶のふるまいもあります。
私も何度か壺屋のガイドツアーに参加したことがありますが、街の魅力を再発見する楽しさがありました。
日差しの強い夏ですが、路地に入ると深い陰影が美しく感じられます。
是非、路地散策をお楽しみください。
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