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若狭美浜温泉 悠久乃碧 ホテル湾彩のお知らせ・ブログ
【三方五湖の風土から生まれた☆若狭のうなぎ】
更新 : 2012/2/5 1:51
海の幸に恵まれた若狭ですが、三方五湖もまた新鮮な食材の宝庫です。
有名なのが、五湖の一つ三方湖でとれる『天然ウナギ』です。
養殖とはひと味もふた味も違う脂がのり、
舌の上に何ともいわれぬ幸福感をもたらしてくれます。
三方五湖に生息する天然ウナギは、
青みがかっていることから
「口細青うなぎ」と呼ばれております。
身が厚く、
たっぷりと脂がのっていて、
それでいてしつこくないのが特徴です。(#^.^#)
そもそもウナギは、高タンパクで消化も良く
日本料理の食材としても重要です。
皮に水の臭いやエサの臭いが残っているため、
天然、養殖を問わず
きれいな水に1日〜2日入れて、
臭みを抜いたものを料理するのが通常です。
泥抜き・臭み抜きと呼ばれております。
夏バテを防ぐためにウナギを食べる習慣は、
日本では大変古く、
『万葉集』にまでその痕跡をさかのぼります。
以下の歌は大伴家持による(括弧内は国歌大観番号)。
「むなぎ」はウナギの古形と言われております。
PS~
古くから「鰻と梅干は食い合わせが悪い」
とされておりますが、
これは食禁の代表的な例として
挙げられることが多いのですが、
貝原益軒の『養生訓』にも記載がなく、
江戸時代中期以降に広まった
日本固有の「俗信」と考えられております。
医科学的な根拠は(少なくとも現時点では)
見出せない様です。