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若狭美浜温泉 悠久乃碧 ホテル湾彩のお知らせ・ブログ
2月17日(日)敦賀市・野坂神社『野坂だのせ祭り』
更新 : 2013/2/7 11:48
2月17日(日)AM 9:00から
田を耕す姿を表現「だのせのせのや〜」
『野坂だのせ祭り』は
福井県・若狭・敦賀市
野坂山麓の「野坂神社」に
室町時代から伝わる
豊作祈願の伝統行事
でございます。
祭りの当日は、午前中
野坂神社にて神田で収穫された
お米で作った菱餅などを
神前にお供えして
五穀豊穣を祈願します。
その後
「万歳楽」(まんざいらく)
といわれる大変素朴な舞を舞い
神田の耕作者を引き継ぐ行事
「頭渡し」(とうわたし)
の儀式が行われます。
午後からは
公会堂に場所を移し
「素襖」(すおう)を着た男衆が
「田うち歌」に合わせて
「だのせのせのやー」
と合いの手を入れながら
くわに見立てたチサの棒で
大太鼓を叩き
田を耕す姿を表現した
「田打ち踊り」を舞います。
これを三回繰り返して
「田植え歌」に変わり
福男の米蒔きや、女性扮した
「小昼持ち」(こびるもち)
などを間に加えながら
稲の苗に見立てた杉の葉を手に
「田植え踊り」を舞い
その年の豊作を祈ります。
[ 野坂だのせ祭り ]
開催日
2月17日(日)
AM 9:00 〜
開催場所
福井県敦賀市野坂
(野坂神社)
交通アクセス
JR小浜線粟野駅から徒歩10分
お問い合わせ
野坂だのせ祭り保存会事務局
0770―25―4265
PS〜
敦賀市の野坂神社で開催される
『野坂だのせ祭り』は
旧暦の1月8日(現在は直前の日曜日)
に行なわれております。
こちらは
田遊びの色濃い予祝芸の行事で
室町時代に始まったと言われております。
「だのせ」という名は囃し言葉の
「だのせのせのや」から来たモノで
その語源には「田之生」や「田主」
などの諸説がございます。
「田打ち儀式」「田植え儀式」は
地区の子ども・大人が交互に行われます。
儀式は、音頭に合わせて演じられ
踊り手は「だ〜のせ〜のせ〜のや〜」
の威勢のいい合いの手を入れます。
大人の田打ち神事の途中には
福の種(米粒)を持った福男が登場します。
「福の種を巻こうよ〜」
と声を張り上げ
米粒を会場中に巻いたりします。