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弘前プラザホテルのお知らせ・ブログ
とみたのしつこ
更新 : 2014/12/23 20:42
富田の清水(とみたのしつこ)をご紹介させて頂きます。
貞享年間(17世紀末)初めて製紙法を導入した際に、紙漉きに適して
いるということで、熊谷吉兵衛らに使わせたのが始まりとされております。
昭和初期頃まで製紙が行われ、その後は生活用水として利用されます。
並んでいる水槽は一番目が飲料水、二番目が洗顔用、三番目が漬物洗い、
四番目が洗濯のすすぎというようにそれぞれの水槽に使用のきまりがあった
そうで、昭和60年に国指定の名水百選に選ばれております。
紙漉町は、古くから清水の豊富な所として知られ、富田村に所在したことから
富田の清水と呼ばれ親しまれております。