萩八景　雁嶋別荘（がんじまべっそう）のブログ一覧

梅雨の合間とは思えないすっきりとしたお天気で、久しぶりに青い空を見上げました。 日が落ちるにつれ、徐々に風は涼しく、空は黄金色へ変わっていき、迎えた美しい夕暮れ。気持ちのいい一時でした。

続きをみる

梅雨空の下、コスモスが咲きました。五月の半ばは非常に暑かったですが、六月に入ってからは過ごしやすい涼しさで、コスモスも季節を勘違いしたのかもしれません。そそっかしいのは一輪だけかと思いきや、連日ぽつり...

続きをみる

日が長くなるにつれ、日没位置が指月山の右手へと移動していきます。この日、玄関前から見る夕日がやっと指月山を乗り越えて、浜崎の町並みへと沈みました。春の空に張り巡らされた薄雲の複雑な模様が夕暮れの空に浮...

続きをみる

年の瀬も押し迫り、新年を迎える準備に追われる当館の玄関にも門松が立てられました。 松本川沿いに吹きすさぶ寒風の中、堂々と構える姿は頼もしいです。今年も残すところあとわずか。良いお年をお迎え下さい。

続きをみる

指月山の左側へ日が沈んだ後もずっと遠くまで西日が射して、入り混じるオレンジとピンクの淡い色とやわらかな陰影が印象的な夕景です。

続きをみる

どこまでも鱗雲が続く、過日の夕暮れ時。風に遊ばれた雲が空一面に散らかり、そこに明るい西日があたって実に気持ちのいい眺めとなりました。

続きをみる

空を覆う波打つような棚雲が明るいオレンジ色から赤色へのグラデーションに染まって、空の端から頭上まで残照の光が打ち寄せるようでした。格別の夕景です。

続きをみる

日が沈んだ後、幾重の棚雲が茜色に染め抜かれました。空に描き出された美しい縞模様と、その上に点々と散る浮雲の影。刻一刻と色も形も変わっていく風景が眼前に広がります。

続きをみる

朝からぱらぱらと雨が落ちていましたが、丁度日が沈む頃に指月山の背後に晴れ間ができました。もう辺りは薄暗くなっているのに、横に開いた雲の裂け目から陽が射して西の空だけが光って明るい不思議な夕方でした。

続きをみる

今年の萩は６月の末に枝先に少しだけ花を咲かせたものの、夏の間はそれ以上開花する様子がありませんでしたが、朝に夕に涼しい風が吹くようになった今、待ちに待った満開です。開花時期が重なったヤブランとの美しい...

続きをみる

９月も半ばとなり、中庭のヤブランが咲き始めました。夏は鮮やかな緑があふれていた中庭が、これからヤブランと萩の花とに彩られて秋の景色に変わっていきます。

続きをみる

曇りがちな午後となり暑さも幾分か和らいだような昨日は、日が沈んだ後に雲が照り返し、見事な夕映えが訪れました。光る雲が反射して、川面にもやわらかな茜色がたゆたいます。

続きをみる

今年の萩の花は随分とせっかちです。６月の終わり頃、ぽつぽつと花が咲き始めました。６月に入ってから暑い日と涼しい日が繰り返されたせいで季節を勘違いしたのでしょうか。早過ぎる開花に驚きです。

続きをみる

そして太陽は水平線間際まで落ちていき、真白に輝いていた雲は茜色へと色を変えました。静かに夕闇迫り、萩の町並みは黒い影絵。照る雲は渋い赤味を帯びていき、やがて暗くなる空に溶け込んでいきます。

続きをみる

梅雨入りして空一面が雨雲に覆われる日々ですが、昨日は夕方になると覗いた晴れ間が徐々に広がり、現れた青空に流れる雲も軽やかでした。

続きをみる

思い返せば5月はほとんど雨が降りませんでしたが、今日山口県は梅雨入りしたようです。平年より11日も早いとのこと。ブラシの木に花が付いたのも心なしか早く、駆け足で季節が移っていきます。雨が続くのは少し憂鬱...

続きをみる

この数日萩全体を霞が覆い、いつもははっきり見える指月山も白く霞んで消えそうなほどでしたが、夕日の輪郭はくっきりと見えました。霞に遮られて控えめに染まる西の空。その上空に浮かぶ雲が綺麗です。

続きをみる

今年も二本のブラシの木が鮮やかな赤い花を付けました。一つ咲いたのを皮切りに、次々に勢いよく咲いていきます。グラスガーデンには野バラの甘い香りが満ちて、宿泊棟ラウンジから初夏の花を目と鼻で楽しめます。

続きをみる

日中は汗ばむほどの陽気を受けて、野バラが一気に花開きました。瑞々しい新芽に、可憐なピンクの小花が映えます。

続きをみる

匂い立つような艶やかさで、たった一輪でも圧倒的な存在感の大輪の花。芍薬と共に美人の比喩に用いられる牡丹の花です。深い紅色の花弁が幾重にも重なってきらびやかで、今は売店を華やかに飾ってくれています。

続きをみる

四季折々の花が飾られた館内の中でも、先頃花開いた芍薬が上品な華やかさで一際目を引きます。まだ開きかけの蕾でさえ華やかな風情です。

続きをみる

４月の末日。行く春を見送るように、重く垂れこめた雲の合間から鮮やかな夕日が照りました。

続きをみる

昨日は気持ちのいい快晴で、雲に遮られることなくまん丸な形のまま太陽が沈みました。明るい夕陽に照らされて、空も川も一面に綺麗な色をたたえていました。

続きをみる

沈むにつれ輝きを増した今日の太陽は、熟した果実のようにとろけそうでした。まばゆい夕日に照らされて、風に流れる薄雲が茜色のマーブル模様を描き出しました。

続きをみる

翌日の4月3日、前日とは打って変わって気持ちのいいお天気となりました。前夜に激しい雨に見舞われたこともあって、花散らしの雨となったのは残念でしたが、夕景は実に清々しいものとなりました。

続きをみる

4月2日はどんよりした雲が全天を覆っていましたが、日が沈む頃には周辺の雲が上手い具合に流れました。空の大部分は雲が光を遮ってしまったものの、晴れ間は淡いピンク色に染まり、川面も空を映して柔らかい色合いに...

続きをみる

冷たい風が吹き抜ける対岸のしろ魚通りの桜も満開です。日に日に色がはっきりしていくのが遠目にも見え、誘われるように出かけてみました。桜に見とれて散歩していると、伝建地区浜崎までがあっという間の道のりです...

続きをみる

春の薄雲たなびく空を背景に、夕日が指月山の頂に沈んでいきました。今の時期は夕日が赤く染まる前に山に隠れてしまいますが、これから日没は頂から少しずつ右側へ。指月山を越える頃には日中だけでなく朝も夜も暖か...

続きをみる

蕾が膨らんで来るにつれ、まだかまだかと開花を待ち望む気持ちも膨らんでいた、当館のもう一本の桜。枝垂れ桜から遅れること数日、一斉に花開いてやっと満開となりました。桜に彩られ、水辺の景色は春へと衣装替えで...

続きをみる

北門屋敷の枝垂れ桜が満開を迎えました。花がこぼれんばかりの立派な枝ぶりで、側近くに立って見上げると、まるで花が降ってくるような気分になります。

続きをみる