宿番号:310662
さぎの湯荘のお知らせ・ブログ
なくしてはならない田園風景
更新 : 2008/4/23 2:41
もうすぐ田植えの時期が来る。
ここ地元の農家の人たちは、桜が散ると同時に、こぞって機械に油をさし準備にとりかかる。
かつて「黄金の国〜ジパング〜」と呼ばれていた時代から現在まで欠かすことなく毎年の行事。
生まれてこのかた、お米を当たり前のように食べてきた。
しかし、それは誰かが育てたお米なので、育てる人がいなければ食べることは出来ない。
そんなことを毎年のように思う。
ここ安来の地は、元来農家が中心で現在でも宿のまわりに「たんぼ」がある。
昔は、「田舎だなー」と馬鹿にしていた自分も、今まったく正反対の「想い」になっている。
逆に、無くてはならないものと思っている。
ここの魅力は、間違いなく「自然」があること。
懐かしさや、心地よさがあるのはきっと、昔から人間が自然と共生をしてきたから。
ここの魅力は、間違いなく「自然」があること。
都会になる必要もなく、かといってほったらかしというわけではなく。
こんな素敵な風景を、こんな素敵な町並みを守っていかなければいけない。
そして、美味しいお米をずっとずっとたべたいから。