宿番号:310662
さぎの湯荘のお知らせ・ブログ
60年に1度の今しか見られない神様の住まいの天井図
更新 : 2008/5/10 21:56
出雲という漢字は、雲の出るところと書きますが、古くからこの地方では神様と雲には深いつながりがあると考えられていました。
出雲大社が今の地に移る前にあった場所が、今の八雲地方で、ここにも『雲』という字がつきます。またこの八雲地方には、このあたりで最も古い部類とされ、出雲国造家とも繋がりの深い熊野大社や神魂神社が存在します!
今60年に1度の特別公開されている出雲大社ご本殿の天井には、色鮮やかな八雲の絵が描かれています。
しかーし!八雲の図という絵なのに雲は七つしか描かれていません。この謎は今でも諸説いろいろあり、確かな理由は分かっていませんが、主祭神として祀ってある大国主の尊が雲の上の存在なので雲が一つ描かれていないという説もあります。
また、出雲大社とつながりの深い神魂神社の八雲の図には、雲が九つ描かれているそうです。
う〜ん、まさに神秘的ですね。
この神秘の絵をご自分の目で確かめられるのは今年の夏までの限られた期間ですので、皆様も是非出雲地方に足を運んで見てください。
明日は謎多きご神体などについて紹介したいと思います。
※ドレスコードを知らないで、せっかくいらっしゃったのに拝観できないで帰られたお客様が多数いらっしゃいます。くれぐれも服装にはお気をつけ下さい!
Tシャツ・ジーンズ・ジャージ・サンダル・肌の露出の多い服などでは拝観できません。
特別拝観期間
4月26〜5月6日、5月13日〜5月18日、
8月1日〜8月17日
受付午前9時〜午後3時半まで