５月２３日朝刊　　毎日新聞のコピーです　　

一畑電車に２５日、ドジョウすくいが車内で楽しめる「どじょうすくい列車」が１日限定で登場する。電鉄出雲市駅から一畑口駅の間を臨時で走る２両編成で、小学生以下の子供たちが対象だ。
　島根の特産品に親しんでもらおうと、同社が「やすぎどじょう生産組合」（安来市）などに協力を求め、初めて企画した。
　車内には五つのプラスチック製の容器が用意され、参加者は枠に紙が貼られた「ポイ」を持って４〜８センチの大きさのドョウをすくう。臨時列車は午前９時１０分に電鉄出雲市駅をスタート。ドジョウすくいの制限時間は１回１５分弱で、同９時２５分に通過する川跡駅、同９時４０分の雲州平田駅でもそれぞれ行われる。取ったドジョウは持ち帰ることができる。
　参加費は５００円（運賃は別）で、１００人まで。同社営業課は「空揚げにして食べるとおいしい。楽しく遊んで家族でいい思い出を作ってほしい」と参加を呼びかけている。
　申し込みは同課（０８５３・６２・３３８３）。