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雫石プリンスホテルのお知らせ・ブログ
『雫石』という地名の由来になった神社へ!その@
更新 : 2009/6/19 18:04
みなさん、こんにちは(*^_^*)
ホテルから車で約5,6分の所にある神社、『雫石神社』。
かなり目立たないかんじですが、『雫石』という地名の由来になった
伝説の神社です。
そんなわけで、今回は『雫石』という地名の由来についてをお話したいと
思います。
【神社入口にある”雫石地名発祥ものがたり”より】
むかしむかし、今からおおよそ千年前のお話。
その頃、この山の上は、松・柏・杉の大木が連なり、昼なお暗い
深い森でした。 里の人々の間には、『この森の”物音ひとつしない”
しじまの中から、妙なまるで”笛の音”のような深く澄んだ音が聞こえて
くる』という言い伝えがありました。
ある日、里に住んでいた柴を刈る翁が、不思議なその音をたどると、
ひと際大きくそびえたつ”老杉”の根元に、底もしれない洞窟を
見つけました。
翁はその洞窟の中で、”銚子に似た口先”から滴り落ちる清水が、
下にあった石に当たり、滴の音が洞窟の中に共鳴して『たんたん』と
森の静寂の中に響き渡っているのを見たのです。
その後、この不思議な音を聞きにと、噂は噂を呼んで郷内に広がり、
大勢の人々が見物に来ました。
そして、誰いうとなく、この地は『滴石』と呼ばれるようになり、
時がうつり変わるにつれて、現在の『雫石』になったと言われています。
今もその”老杉”は大杉となって天空にそびえ立ち、根元の洞窟は
昔と変わらぬ姿を残しています。
”銚子の口”は欠けてしまって今はありませんが、水晶を溶かしたような
清水だけが、往古の名残りを留めて静かに湧き出しています。
その後人々は、この神社を水神様として拝み、『滴石たんたん』と呼んで
親しんだ・・・というのが一般的な由来です。
・・・どうです? 結構、神秘的なお話じゃありませんか!(^・^)
『おとなの旅』にピッタリな、立ち寄りスポットだと思います。
ちなみに私、雫石へと移住して約10年ほど経ちましたが、一度も
訪れたことがなかったのです(>_<) 由来は知っていましたが・・・。
で、今回を機会に行ってきましたので、その時の写真を次回から
ご紹介していきたいと思います♪(^0_0^)
※写真は、その『雫石神社』の入口です。鳥居をくぐって山を少し
登ります。車で登る道の案内が出ていますが、RV車以外の車は
お薦めできません。かなり悪路&狭いので(T_T)