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宿番号:310837

1614年開湯の宿■源泉掛け流し&文化財の宿で部屋食■

塔之沢温泉
箱根湯本駅より【送迎バス】Cコース16時45発『塔ノ沢行』(有料200円/人)【タクシー】約3分【徒歩】約15分

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    女将のいない(?)日本旅館

    更新 : 2011/4/28 12:42

    こんにちは♪広報隊長コロ助です。

    本日は日本旅館につきもの?の、女将(おかみ)の話。
    実は環翠楼には「女将」って役職は存在せず、
    「旦那さん」「若旦那さん」「番頭さん」が担当です。
    (女性ではないんですね〜@@;男性なのです!@@;)

    日本旅館につきもの(?)の「女将」
    何故、400年の歴史のある環翠楼にも関わらず女将が存在しないのか・・・。

    お客様の中には
    「旅館には女将が必ず存在する」と思っておられる方も多く
    コロ助・・・ちょっと調べてみました。

    旅館女将とは?

    女将を辞書で引くと「旅館,料亭,料理屋などの女主人の総称。
    旅館女将 の場合には・・・
    「接遇や運営に関する最高責任者としての役割を持つことが多い」と定義
    女将の手腕で、その施設の評価が決まるとも書かれていました。

    旅館の女将は日本旅館の歴史と共に発展してきたみたいですが
    女将の歴史的ルーツを整理したものは無いらしく
    コロ助の疑問は解決しません(><;

    他の記事で何か無いのか・・・と検索していたらこんな記事が・・・。

    京都大学の日置教授の記事。
    江戸時代の旅籠(旅館)には女将は存在しなかったそうです。

    実は女将の発祥は、水茶屋からスタート!
    水茶屋→料理茶屋→待合茶屋→料理旅館など変化。
    当時、水茶屋の女将は遊びそのものを調整しており会場の調整や
    芸者の手配など宴会を仕切るのが主の仕事内容。
    (今で言う、宴会部長ですね^^)

    この茶屋での女将のもてなしの様式が明治以降の
    旅館へ取り入れられたと考えられる。
    これらは推測であって学術的に立証さ れているわけではない。

    フムフム・・・なるほど。まだ進化を続けている「女将」なのですね。

    環翠楼に勤続52年の「小松氏」の見解では
    「昔は女性が表に出ることは無くて女性が
     お客様の前で対等に口をきくなんてのはクレームの対象」と
    ちょっと昔の日本では、こんなにも女性の地位が低かったのかと驚く内容。

    結論!

    女将制度は明治時代以降の事で、
    江戸創業の環翠楼には無いまま現代にきてしまったのです。

    そういえば
    箱根の老舗と言われる旅館には「女将さん」が居ない旅館が多いですね。

    「女将」は存在しませんが、かゆいところに手が届く!をモットーに
    環翠楼スタッフは全員でお客様に耳を傾けてますので!(^^
    ご用命には誰でもOKですので呼び止めちゃってください(^^

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