宿番号:310837
歴史生きづく宿 環翠楼のお知らせ・ブログ
昔ながらの〜にっぽん〜夏!対策
更新 : 2011/6/30 17:40
こんにちは♪広報隊長コロ助です。
梅雨入りです!
ジメジメした日が続いてますね(>_<)
雨の箱根も渋くて素敵なのですが夏好きのコロ助にはつらい日々。
しか〜し!そんな気分を吹き飛ばす「日本人の心」ならではの一品!
♪♪♪〜〜風鈴〜〜♪♪♪
色々と種類がありますが「南部風鈴」「江戸風鈴」などが有名ですね。
地元風鈴では小田原風鈴な〜んてのもあるのだよ。
さて、今年は節電対策もあるし、早めに気持ちの良い風鈴を出さなくちゃ!
など捜したのですが・・・え?どこ?
捜せど、捜せど見つからない夏の風物詩。
捜索開始から一週間目にして見つかりました〜
あぁ広い屋敷って大変(^^;
ちょっと遅れちゃいましたが
今年も無事に玄関で良い音を奏でております♪のでご安心を。
さて、この「風鈴」
実は、約2,000年前の中国で、竹林に下げて風の向きや音の鳴り方で
物事の吉凶を占う占風鐸(せんふうたく)という道具がその起源なんですよ。
家の四方に取り付けて その鐘の音で邪気を払ったとか。
やがて、日本の僧達が仏教とともに日本に持ち帰えって来たのが
鎌倉時代に「風鈴」と呼ばれるようになったそうです。
はじめは日本でも風鈴の音が厄除けとされていて
その音が聞こえる範囲の住民にも災いが起きないといわれていた
「ありがた〜い」音としてされていたのだ!(^^)!
今はどっちかというと風を感じる涼しげな季節物?
しかし現代の日本人では「騒音」などの問題もあるし(涙)
風流も良いのだけど都会じゃ難しいのか?
コロ助も独身時代の一人暮らし時代に竹の「沖縄風鈴」を下げていたら
お隣の赤ちゃんが鳴る度に泣いたので、すぐ外したっけ(^^;)
環翠楼は玄関に「江戸風鈴」と「小田原風鈴」が涼しげに鳴っているのだ。
鋳物で出来た少し深みのある音で涼しい風を感じることが出来るよ。
昔の日本人はエアコンなんか無くったって涼しい風を感じることができたのだ。
エアコンも良いけど、夕方のひとときを窓を開けて
風流に風を感じながら過ごすのもいいよね♪
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