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今年もいよいよ終わりカウントダウン「除夜の鐘」
更新 : 2012/12/31 21:28
こんにちは♪広報隊長コロ助です。
12月31日。
大晦日の夜を1年の日ごよみを除く夜と言う事で除夜と言います。
1年の最後の夜を締めくくり暮れゆく年を惜しむ意味で
昔からいろいろな行事が行われてきました。
その中に新しい年を迎えるにあたり
除夜の鐘が108回あちらこちらのお寺でつかれます。
箱根でもつかれる除夜の鐘。
箱根神社の花火&除夜の鐘は有名ですね。
でも除夜の鐘を108回つくのはなぜでしょう。
108という数が人の煩悩の数だというのは有名ですが、
その108という数の由来については諸説があるそうです。
まず108の煩悩は人間の感覚を司る眼(げん)
耳(に)鼻(に)舌(ぜつ)身(しん)意(い)の六根が
それぞれに好(気持ちがよい)悪(いやだ)平(何も感じない)
不同の3種があり3×6=18の煩悩となり、
これが、また浄(きれい)染(きたない)の2種に分かれ
18×2=36の煩悩となり(あぁ段々難しくなってきた)
さらに現在・過去・未来の3つの時間が関わって36×3=108となり
これが、108の煩悩だといわれています。
そのほかには1年の12ヶ月+24節気+72候を合わせて108とし
108という数は煩悩ではないとするものなど色々です。
一方、鐘を鳴らすことは中国の宋の時代に起こったもので
その打ち方は『勅修清規』に
「慢(よわく)十八声、緊(はやく)十八声、三緊三慢共一百八声」
と、記されています。
除夜の鐘を聞きながら1年を振り返り、良い年をお迎え下さい。
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