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実は365日ではなく365.2422日 うるう年
更新 : 2020/2/22 7:06
こんにちは♪広報隊長コロ助です。
夏のオリンピックがある年は閏年!
そう思っている方は多いのでは?実はコロ助も、その1人(^^;
しか〜し!
グレゴリウス暦の閏年の決め方は西暦年が4で割り切れる年は閏年。
西暦年が4で割り切れる年でも、100で割り切れる年は閏年としない。
西暦年が4で割り切れ100でも割り切れる年でも400で割り切れる年は閏年。
と、なんかややこしい計算方式(><;
でもでも、これは地球が太陽の周りを一周するのにかかる日数が
実は365日ではなく365.2422日だから。
これが閏年の計算根拠。
それでも-0.12日(年平均-0.0003日)の誤差がでてしまう計算。
この誤差が西暦4882年(1582年施行+3300年後)には1日誤差になりますが、
この1日の誤差については、
49世紀までに人類がなんとかするのでしょうね。
ところで、どうして2月に閏年の1日を加えるのでしょう。
また、なぜ2月は28日(閏年は29日)までしかないのでしょう?
これは歴史をローマ時代までさかのぼることになります。
当時の暦は3月から始まり2月で終わるという風になっていました。
この名残で9月は英語でSeptember10月はOctorberと言いますね。
septは7、octoは8を意味します。音楽のオクターブ(8度)と同じ語源。
9月は7番目の月、10月は8番目の月となるのです。
現在の形の暦を定めたのはローマ帝国のジュリアス・シーザーで
彼は奇数月を31日偶数月を30日と定めたそうです。
しかし、ここで2月を30日にすると1年が366日となるため、
閏年は2月を30日とするが平年は29日とすることにしました。
つまり、1年の最後の月で調整したのですね。
そして、シーザーはこの暦を決めた記念に
自分の生まれ月に自分の名前を残すことにし、
それまで5番目の月という意味のキンテイリスというその月をユリウス
(英語読みでジュライ)と変えてしまいました。
しかし、ここで困ったことが勃発!
アウグスタスは生れ月であるオーガストが30日しかないのを不愉快に思い
8月も31日にすることを決めてしまいました。
(いいのか?変えられるものなのか?@@;)
で!8月を1日分増やしたため、1年の日数が増えてしまうので
9月を30日、10月を31日、11月を30日…と
どんどん9月以降の日数を1つずつずらし結局
最終月である2月で帳尻を合わせたら日数がたらなくなっちゃったとか(^^;
中々興味深い話です。
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