宿番号:312025
【平成温泉番付】栃木県第1位 にごり湯と美食 やまの宿下藤屋のお知らせ・ブログ
下藤屋ゆかりの版画家 川瀬巴水
更新 : 2012/9/24 20:09
塩原、そして当館にもゆかりのある版画家・川瀬巴水が、9月23日付の日本経済新聞「美の美」に2面と大きく取り上げられていました。
「塩原おかね路」など数多くの美しい作品をのこしており、その美しさに海外からも特に評価されています。
当館にも何度も宿泊し昭和21年には「湯宿の朝」の作品を完成させました。旅館の窓の外に広がる錦秋の景色を繊細に表現したすばらしい作品です。塩原ものがたり館には巴水の作品が多数展示してあります。
また、当館には「湯宿の朝」「あら湯の秋」の作品も展示しておりますので
ご覧下さい。
〜川瀬巴水(かわせ はすい)〜
近代日本を代表する版画家、川瀬巴水。彼が伊藤深水らと共に取り組んだ新版画は、大正・昭和の浮世絵とも言われ、そこには懐かしき日本の旅情そのものの美しい風景が描かれています。
新版画の、第一人者・川瀬巴水(1883-1957)は日本の版画界を代表する浮世絵師・葛飾北斎や歌川広重と並び称される。雪・月・花・雨の情感ある作品には深い魅力があり、特に海外において高い知名度と人気を誇っています。
幼少の頃より絵に関心を寄せて油彩画や日本画を学び、27歳で鏑木清方に師事します。その後、同門の伊東深水の影響を受けて版画への関心を深めると、大正7(1918)年に処女作となる塩原3部作を発表します。
塩原温泉には昭和19年より23年まで疎開をしており、その間に多くの作品を残しました。
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