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塩原もの語り館で『室生犀星展』開催
更新 : 2012/10/1 10:52
開催期間
平成24年10月4日(木)〜平成25年3月31日(日)
会場
塩原もの語り館 資料展示室
「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」という、詩の一節で知られる室生犀星は、その恵まれない生い立ちから、自然との対話を深めて、独自の感性をみがき、詩人、小説家として活躍しました。
大正10年、詩から小説への執筆に転じた犀星は、自身の幼い日々を題材に描いた「幼年時代」が文壇によって認められ、苦しい生活から脱するために次々に小説を発表する多作ぶりで、「二年ばかりの間に小説を書くのが商売になり、お金ばかりを欲しがった」と、犀星自身が回想するほどの濫作期に陥っていました。
その年の秋、犀星はひとり塩原温泉を訪れました。塩原の自然、温泉(ゆ)、そして静寂が、犀星の疲れた心と身体を癒したことは、二度の来訪が物語っています。この旅によって、詩「塩原道」と随筆「秋山煙霞行」が生まれました。
本企画展では、「塩原と犀星」と題してこの作品をひもとくほか、「塩原ゆかりの犀星の友人たち」を犀星の視点からご紹介していきます。
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