天狗王国まつり〜大田原よさこいフェスタ・花火大会」が13日、佐良土の県なかがわ水遊園で開かれる。今回は、ことし１月に道の駅那須与一の郷で初開催し、好評だった「大田原グルメフェスタ」を同時開催。市内のＢ級グルメが一堂に会し、“オール大田原の味”でまつりを盛り上げる。　

　グルメフェスには、28店舗が参加。大田原特産のトウガラシを使ったラーメンやコロッケをはじめ、焼きそばや八溝ソバ、焼きアユなど市内自慢の味が勢ぞろいする。「値段はＢ級、味はＡ級」をキャッチフレーズに、３００〜４００円前後で販売する予定。

　よさこいフェスタは、県内外から10チームが出場。被災地の福島県いわき市から、子どもと大人の混成チーム「宮翔よさこい倶楽部」も参加し、踊りを通した交流を図る。会場では被災地復興の募金も行う。

　まつりは、地域おこしや活性化を目的に毎年開催。昨年は東日本大震災の影響で中止され、２年ぶりの開催となる。まつり実行委員会は「湯津上地区最大の催し。スケールアップしたまつりを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

（下野新聞抜粋）