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宇都宮市は隠れたラーメン王国!?
更新 : 2025/9/3 11:55
宇都宮市民は全国有数のラーメン好き−?。総務省の家計調査によると、宇都宮市における1世帯当たりの「中華そば(ラーメン)」の消費額は毎年全国トップクラス。過去10年間の平均額でみると、全国3位に位置する。宇都宮市民は言わずと知れたギョーザ好きだが、なぜラーメンの消費額も多いのか。
宇都宮でこれほどラーメンが食べられるのはなぜなのか。1954年創業の製麺会社「中沢製麺」(栃木市)の中澤健太(なかざわけんた)社長に聞いたところ、「汁好きな県民性」と冬場に冷え込む土地柄を理由として挙げた。
県内のラーメン店では、来店者から「汁が少ない」との“苦情”が寄せられることが多いという。器からこぼれそうなぐらいのスープを入れて提供する店もあり、「汁好きの県民性とラーメンの相性のよさが消費につながっているのではないか」と推測する。
宇都宮を上回る消費額の山形と新潟だけでなく、4位以下に続く仙台と福島、盛岡、秋田、富山、青森、金沢は、いずれも冬の寒さが厳しい東北・北陸地域の県庁所在地だ。中澤社長は「寒い地域は体を温めるため汁物をよく食べる」と考えている。
(下野新聞抜粋) 画像 ラーメン花の季
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