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磯部温泉から福島県郡山へ温泉をお届け
更新 : 2011/4/21 9:30
3月29日の記事です。
東日本大震災の被災者に群馬の温泉で温まってもらおうと、約二千二百人が避難する福島県郡山市の避難所「ビッグパレットふくしま」に二十九日、安中市の磯部温泉の新源泉「恵みの湯」が一万一千リットル届けられた。
磯部のほか草津、伊香保、水上、四万の温泉が各温泉の湯を届ける「温泉配達作戦」の一環。二十五日から日替わりで、福島県内の避難場所計五カ所に湯を届けた。
二十九日は早朝から、磯部温泉組合のメンバーが、温泉の入った十一トンタンクローリーで出発。陸上自衛隊第12旅団(榛東村)の派遣先の現地では、陸自が準備した仮設浴槽(三千五百リットル)二つに湯を入れた。タオルや磯部煎餅千二百人分も合わせて贈られた。
高野幸雄組合長は「温泉は温まっていい。最高などと喜んでもらえ、かいがあった」などと話した。