山形県山形市、山形城(霞城公園)の二の丸東大手門をくぐると、二本足で立つ勇ましい騎馬像が目に飛び込んできます。
皆さんはこの武将をご存じですか。
出羽山形藩初代藩主・最上義光。
慶長５年、もう一つの関ヶ原と呼ばれた慶長出羽合戦(長谷堂城の戦い)で直江兼続率いる上杉軍と戦った武将でございます。
義光の妹・義姫は仙台藩初代藩主・伊達政宗の母。最上義光公と伊達政宗公は伯父と甥の関係でございます。某ドラマにも度々出ておりましたのでご存じの方も多いかと思います。
この騎馬像は世界的にも珍しく完全に二本足で立っております。
今にも敵陣に切り掛かりそうな迫力ある騎馬像が向いている先はいったい……。
気になる方は霞城公園の近くにあります最上義光歴史館のボランティアガイドさんに聞いてみて下さいね。私は昨日聞いて参りましたが、聞くと納得。歴史好きとしては歴史ロマン溢れる話に心ウキウキ大変興奮致しました。
ちなみに最上義光歴史館には長谷堂城の戦いにて上杉軍の一斉射撃に襲われた時に被弾した兜が展示されております。
戦いの激しさが分かる貴重な兜についつい見入ってしまう程。一番奥の展示室に展示されておりますので、義光公の生い立ちや長谷堂城の戦いについて学び資料等を拝見した後、じっくりと兜を見てみると良いですよ。
ブログで掲載した霞城公園の最上義光騎馬像。全体の写真をあえて載せませんので、気になる方は是非霞城公園に足を運んでみて下さいね。