みなさんこんにちは。Tc205です。
JR東日本グループで、トレインビューの部屋が好評のホテルメッツ赤羽がお届けする赤羽周辺を走る鉄道車両にスポットを当てた連載です。

今回は、JR線を走る私鉄特急、東武100系「スペーシア雅カラー」をご紹介します。

100系は、旧国鉄と日光へのアクセスで奮闘した「私鉄界の女王」こと1720系の後継者として1990年にデビューしました。

日光への急こう配を克服するため、VVVFインバーター制御を日本で初めて有料特急車両に装備し、全車をモーター車とするハイパワーな車輌です。
車内の静寂性を保つ為に床板を厚くした為、軽量のアルミ車体でありながら重量は鋼体車とそれほど変わらなくなっています。

2006年3月から、長年の競争相手だったJR東日本とタッグを組み浅草−東武日光・鬼怒川温泉の運用だった「スペーシア」が、栗橋から東北本線・山手貨物線経由で新宿まで乗り入れるようになりました。その為、赤羽でも「スペーシア」が見られます。
JR乗り入れ可能な編成は、106編成から108編成までで、個室車輌にグリーン車マークがついています。

2012年の「東京スカイツリー」開業に向けてリニューアルが実施され、外見デザインも大幅に変更され、スカイツリーにまつわるカラーに塗装変更されました。

今回取り上げた「雅カラー」は、2011年12月29日から営業運転を開始したカラーで、東京スカイツリーのライトアップデザイン「雅」をイメージした江戸紫なのだそうです。

夕涼みが気持ち良い季節になってきました。
ライトアップされた夜の東京スカイツリーを満喫して、赤羽に宿泊はいかがでしょう？
東京スカイツリーから赤羽までは、上野経由で約30分。

赤羽からは、都内各地への観光や、東京駅などの新幹線停車駅、さらに羽田空港・成田空港へもスムーズにアクセスできます。