【お土産】特有の旨み
更新 : 2009/7/27 6:57
熱心にガイドブックやネットを調べパンフレット片手に来られる方も、現地に入ってからその都度確認という方も、特に夕食では「地元の物を!」との志向があるようです。
当然、美味しいに越したことはないのでしょうが、旅先にいる(来た)ことを実感したいのでしょう。
津軽地方・弘前で言えば「津軽三味線を聴きながら郷土料理」というのに人気が有り、何店かあるそれぞれの店舗様が日々努力をされています。
お土産についても同様に「地元特有の物を!」という希望が多いので提案をひとつ。
[青森 酒]でググると色々出てきますねぇ、田酒、豊盃、松緑、白神、・・・etc.
私自身は体質的にアルコール耐性が低く、酒で翌日酷い目にあう事も多いのですが、料理との相性というか、ついついやってしまうこともしばしばです。
ものの本によれば、水と米でその酒の質は決まるとか何とか。
まぁ、全く知識が無いわけでもないので、蔵(造り手)の志向とかその中でも工程とかで色々種類があるのは何となく認識していますが、それこそ独自の旨みであり地元特有の味と言えるのではないでしょうか。
以前、十和田湖の旅館に従事していた頃、ツアー参加のお客様が「田酒が飲めるから」という理由で宿を決めていただいた事もあります。
その頃「田酒」は、(一部では)幻の酒と言われていましたし、酒を嗜む方には温泉よりも景観よりも重要な要因だったようです。
価格帯も合わせた日本酒の人気ランキングなどでは「豊盃」「田酒」あたりはそれなりに上位にランクインされてます。
純米だったり吟醸だったり種類も色々ありますが、持って行く相手の好みとすり合わせながら選ぶのも、お土産の楽しみではないでしょうか?
弘前パークホテル、フロントの小村寛でした。