名水46
更新 : 2012/11/1 18:57
こんにちは、弘前パークホテルの松橋です。
本日の名水は、鯵ヶ沢町本町にございます
城の下の井戸をご紹介させていただきます。
鯵ヶ沢町は、江戸時代、津軽藩の年貢米を大阪に積み出す湊であり、
年に七万石の米が運ばれ藩の財政を支えるこの湊には町奉行所が
置かれており人々は奉行所を城と呼んでいたそうです。
現在、その奉行所のあった丘の下には、滾滾んと清水の湧く井戸が
あり”城の下の水”と呼ばれております。
この水はかつて北前船に積まれた飲み水で、場所も鯵ヶ沢警察署の
真向かいという好条件にあることから水を汲みに訪れる人が後を
たちません。町は古くから味噌造り、酒造りや糀造りが盛んで、
豊富な水と北前船で伝わった技が残っております。
皆様も、お近くへお越しの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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