この冬のすみれの米沢牛創作懐石料理について
今月初めに一部メニュー紹介させていただきましたが、
すみれのご夕食は、様々な部位の米沢牛と
地元を中心にしたお野菜たちとのコラボレーション。

今日はその野菜たちの紹介を是非。

米沢市古志田の高橋善三郎さんが作った伝承野菜「遠山かぶ」。
米沢市広幡町の佐藤恵美子さんが作った「紅しぐれ大根」。
高畠町上和田の渡部イセ子さんが作った「赤葱」。

生産者さんと地元の主な野菜は上記のとおりですが、
地元の温かい人達が作った旬の野菜は
やわらかく作土の深い土づくりから始まっています。

紅しぐれ大根や赤葱は色のよく出た苗を選んで植えるなどに
心がけているそうですが、大根はアントシアニンの含有量が
普通の大根より、３倍程あるということで、抗酸化作用があるそうです。

また、遠山かぶは普通のかぶと違い、熱を加えてもしっかりとした食感で
最初はかぶとはわからないほどですが、
昔ながらのかぶを感じさせる存在感があります。
在来野菜を守りたいという思いも込められています。
遠山とはその地域の名称ですが、
すみれのお米、つや姫の生産者、鈴木さんも遠山です。

この冬は、そんな地元の野菜たちを使った温かみのあるメニュー構成。
野菜は、やわらかい肉質を生かしてくれながらも
米沢牛が野菜の豊さと旨みをしっかり引き立ててくれています。

ありがとうございます。

思わず感謝の言葉が湧いてきます。

これからお越しのお客様には、是非この野菜たちも楽しみにしていただきたいです。