宿番号:313188
大正浪漫の趣き 天見温泉 南天苑のお知らせ・ブログ
黄釣船草 (キツリフネソウ)
更新 : 2007/10/9 13:40
未明からの雨もようやく上がり、ひんやりとした空気の「久しぶりの秋」という感じです。
女将にせかされ、野に咲く 黄釣船草 (キツリフネソウ)を摘んで来て生けてみました。
この花の形。ご存知でしょうか?
花は葉裏から釣り下がって咲いているのです。まさに神の作った至妙の形状といわざるをえませんね...
写真は一枚しか掲載できないので、花の姿をアップでお見せできないのが残念ですが、ここ天見から岩湧山に至る野辺には(見落としがちではありますが...)天然に咲いています。
花屋の花もいいのですが、ただの雑草と思っていたものが、季節になれば自然と花を咲かせ、驚きとともに、ひとつひとつ野山の花の名前を覚えてゆくことは、自分の世界を少し広げたような気分になります。
ちなみに当館の花は、毎日、山野草を摘んできては、私か女将が生けています。
どちらも、勝手流ですので、お客様にはどう映るか。
...もし、感想などいただければ...興味深いところではあります(笑
...おっと、もうひとつ、忘れるところでした。
徳利は、高野で窯を持つ陶芸作家・森岡重好氏の焼締めです。
これから日毎に深まる秋には、侘びた焼締めの器がよく似合います。
ぱっ!とスケジュールの空いた秋の休日に、岩湧山あたりにトレッキングと洒落込んで気分転換のデトックス。
新鮮な山の空気の中で、新しい発見があるかもしれません。
いっぱい汗をかいて帰りは、天見温泉で汗を流す!なんてのはどうでしょう?
ご予約お早めに...