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宿番号:313188

「有形文化財」に指定された純和風旅館◆夕食は「お部屋食確約」

ハイクラス

天見温泉
難波から1時間/南海高野線天見駅下車すぐ

大正浪漫の趣き 天見温泉 南天苑のお知らせ・ブログ

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    数寄の「寄」

    更新 : 2007/10/10 19:03

    お部屋の意匠の紹介...

    欄間(らんま)といえば、彫り物の見事な飾り欄間を想像しますが、昔の当館の写真などを参考にすると、自然の枝が使われている欄間が多いのです。
    昭和40年代の高度成長期に効率優先で改装された部屋を、三年前に再改装するとき、参考にしたのが、堺・大浜から移築された当時の面影を残す昭和初期の古い写真です。
    当時のとおり、すべて復元 ...とはいきませんでしたが、かなり多くの箇所を復活させることができました。

    日本の伝統的な、「書院造り」、「御殿造り」など権威を象徴する建築の対極ともいえる「数寄屋造り」。
    「数寄屋造り」の<数寄>は、数奇の奇とも書き、奇数の奇… 数で割り切れないこと、不思議で、理屈で説明できないこと… <好き>…、そして<透き>…好きに、透かせること…

    とは… とりもなおさず、あまり固くならず、自由に、気楽に、ざっくばらんに…
    おおらかで風通しのよいように...と、いうことでしょうか。
    壁に意味もなく穴が開いて小枝が覗いていることが、どれだけ部屋の圧迫感や、その場の気分を開放してくれることか…

    すなわち、「無用の要」。
    昔の日本人の感性はホントに哲学的で洒落者ですね。

    軽く、軽く…風のように軽く…

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