宿番号:313188
大正浪漫の趣き 天見温泉 南天苑のお知らせ・ブログ
「日本人に生まれてよかった!」と思う、土瓶蒸しの夜
更新 : 2007/10/16 9:35
さて10月も連休を過ぎ、はや中盤となりました。
いよいよ秋が深まり、朝晩はさすがに温暖化といっても、そろそろ冷え込んでまいりますね…
こんな季節には、酢橘(すだち)のほのかな香りで、熱い松茸の土瓶蒸しでもって、
上等の熱燗をキューッと飲る…なんてのが、たまりませんね。
「土瓶蒸し」とはすなわち、香りと汁を楽しみ、そのあと、香りとだしをあっさり含んだ具を楽しむ。
なんとも日本的なムダのない、ぜいたくな材料の味わい方ですね。いにしえの和食料理人の智恵には脱帽です。
さて、秋の夜長の楽しみの「お酒」のほうですが、
河内長野には、太閤秀吉が朱印状w与えた金剛寺僧房で造った幻の銘酒「天野酒(あまのざけ)」が有名です。
こちらは熱燗、冷酒、どちらでもOKです。
また、南天苑では奈良の造り酒屋に発注したオリジナルの大吟醸酒「南天(なんてん)」と「侘び介(わびすけ)」をご用意しています。
当館オリジナルの大吟醸です。どちらも冷酒が基本ですが、なかには燗で召し上がる方もいらっしゃいます。
大吟醸酒「南天」は、極上の山田錦を100%使用。日本名水百選のひとつ大峰山のごろごろ水を用いて醸造。
もう一種、『侘び介』は、精製歩合50%、アルコール分16%。こちらも当館オリジナルの大吟醸です。
造り酒屋に依頼し、(能登杜氏)井筒恵三氏により、店主の好みを大きく反英していただきました。
温泉のあと、冷酒ですっきり!舌を清めて季節の味覚賞味というのが、格別のスタイルです。
「温泉のあとの美食」は、日本人が編み出した和食を一番おいしくいただく伝統作法!(ホンマかいな?)
気候が少しづつおだやかになった頃、季節を楽しみ、その季節の味覚を楽しむゆとりと癒しの時間を南天苑にて... どうぞ…