宿番号:313188
大正浪漫の趣き 天見温泉 南天苑のお知らせ・ブログ
卯の花の匂う垣根に、ほととぎす啼く
更新 : 2008/5/31 19:28
卯の花〜 の 匂う垣根に♪
ほととぎ〜す 早も来鳴きて
忍び音もらす〜 夏つ〜は 来ぬ〜♪
という唱歌を、この季節に習った記憶があります。
ちょうど、この季節に、天見の農家ではいっせいに田植えがはじまるのですが、
山の奥と里側では、場所によって、時期が一週間ほどちがいます。いったい何を基準にして、今週とか来週とか決めてるのか?
孫さんが、帰ってくるとか、息子夫婦が手伝ってくれる日曜日とか?
最近は、それもあるかもしれません(笑
では、暦のないもっと大昔とかは?
古代の南米やエジプトのように、星や太陽をを観測して、種や稲を植えたということを、あまり聞きません。
梅雨(雨季)がある日本では、雨乞いも、よほど歴史を調べなければ、あんまり行われたことを聞きません。
まだ暦もない古代に、日本では何を見て、何を判断して田植えをしたのか?
温帯モンスーンの気候で、世界の中でも、比較的、四季がはっきりとした特徴を持つ日本列島では、
いまでも、そうらしいのですが、この卯の花らしいです。
卯の花が咲く頃、田植えがはじまり...
ほととぎすも、きれいに鳴き山々に響き渡る。
今の天見の里山です。