宿番号:313188
そろそろ「花鳥風月」なお年頃(ノ´∀`*)
更新 : 2010/4/2 5:21
過ごしやすい時候となってまいりました。
桜咲き、鶯やヒヨドリが囀る。
いま天見温泉は、花は桜、そして、風誘う桜花に、野鳥が戯れる...という、
まさしく「花鳥風月」の真っ只中。
まさに「春入千林処々鶯(春、千林に入り、処々に鶯)」の趣きです。
長かった寒い季節を耐えて、「柳は緑、花は紅」の春。
一年でいま、一番よい季節!
ところで、風流を指して「花鳥風月」といいます。
若いころ茶道、華道を習ったおかげで、
花の名前は、野草、茶花、園芸種を問わず、よく覚えたのですが、
「花鳥風月」の「鳥」の名前ともなると、
特別な趣味もなかったので、未だにとんと...よく分かりません。
なんとかの手習い...といいますが、この歳になって野鳥図鑑を買い求め、
また一年生に戻ったように鳥の名前をひとつひとつ覚えてゆこうと思っています。
せめて、ここ天見で見かける野鳥の名前だけでも、
パッと見て「あれは○○だ!」って、スッと言えるようになるのが目標。
だって、天見というところは、たくさんの種類の野鳥が集まるところなのです。
「花鳥風月」といいながら、
鳥の名も知らないまま、あたら年齢(トシ)だけ喰ってゆくのももったいないですよね(笑
たとえば、野に咲く草花の名を、ひとつ覚えたら、何かひとつ、世界が拡がったような気がしませんか?
風にも、春一番、東風(こち)、春嵐、梅風...
青嵐、薫風、南風(はえ)、夕凪、台風、野分けetc...
月だって、二日月、三日月、七日月...、十三夜、
満月、十六夜...、立待月、居待ち月、寝待月、更待ち月...二十三夜...と、
月の満ち欠けそれぞれに名がついている。
野鳥もひと種類ひと種類、名前を覚えてゆけば、
何か一歩一歩、自分の世界が拡がってゆくような、そんな気がするのです。
そろそろそんなお年頃(笑
南天苑は、お部屋の窓から、お風呂の窓から、
花見と一緒に、ちょっとしたバードウォッチング。
花も、鳥も、自分も、ともに同じ時間を共有している実感!生きてる「幸せ」感じるかも?
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