宿番号:313188
大正浪漫の趣き 天見温泉 南天苑のお知らせ・ブログ
ほたるの宿
更新 : 2016/6/13 8:58
蛍って、子どもの頃に親に手を引かれて見たような原体験がないと、大人になってから見ても、どうも感慨は少ないんじゃないかと思います。
海外の人となると“a firefly ”で“、“Well... it beautiful” 。
直訳すると、燃える蠅、きれいね…と言う感じでしょうか?淡々としてます。“a firefly ”...「燃える蠅」になっちゃうわけですから…
ニッポンジンの ”ほたる”という音写から受ける印象とはややガックン... と、なります。なにせ春先に咲く「花水木」は英語による“Dogwood”「犬の木」ですから。どこまで何が“beautiful”なんだかちょっと計り難い。今の子どもはどう感じるでしょうね?
でも、”蛍”ってね。親が子どもに、祖父や祖母や大人が子どもに、この梅雨どきの、むっとした季節に川原に手を引いて行って見せるあげるものです。あなたがかつて、そうしてもらったように、幼い孫や子どもに同じ体験をしてあげる。いつかその子が大人になったとき、おなたがしてあげた同じことをまた次の世代に送るニッポンジンの順送りの火なのです。
南天苑の川原、天見川に今年も飛んでいますよ…、ご案内します。お早めに…