真田幸村の里として有名な和歌山県九度山町で、４月１日から５月５日まで「町家の人形めぐりと街中コンサート」が開催されています。
もちろんまつりのフィナーレは５日に行われる「真田祭り」の勇壮な武者行列。…歴史ファン、真田ファンは必見です。

日本中から真田ファンが訪れる九度山町では、住民主体でご来町頂ける方々のおもてなしをするのが最高のおもてなしではないのかという事から、今年は真田祭りの５月５日に向かって４月上旬から、住民主体のおもてなしイベントを実施してみようと有志の方々から声があがり、今回開催されることになったのが「町家の人形めぐりと街中コンサート」です。

春桜・五月新緑の頃「〜おいでよ！九度山へ〜」
「町家の人形めぐり」；開催期間：平成２１年４月１日〜５月５日
端午の節句に開催される真田まつり、この祭りに因んで九度山のまちなかの民家・商店・施設などに五月人形、雛人形、つるし雛、創作人形、甲冑、自慢のお宝人形などの展示、「町家の人形めぐり」をお楽しみ下さい。
（各展示場には見学可能な日には「展示中」・お休み中は「お休み中」の札を掲示・展示時間；午前１０時〜午後４時）
最寄の場所の案内地図を参考に人形めぐりをお楽しみ下さい。
「街中コンサート・お茶会」；開催日：５月５日
朝１０時頃から虚無僧が奏でる尺八の音色が流れ始め松山常次郎記念館では、邦楽の演奏（琴・尺八・大正琴）とお茶会が催されます。
その他、街中５ヶ所では、橋本高校、和大生のギターやマンドリン、男女２人組の「ペシェ」の癒しの音色、和歌山市の「オールディーズ」による懐かしのメロディ、元気な若いアマチュアバンドなどの生演奏が武者行列の合間にお楽しみ頂けます。
その他、住民による模擬店・作品展・フリマなども予定。
「真田まつり」；５月４日ふれあい広場、５日ふれあい広場と武者行列等が開催予定。
戦国の武将真田昌幸・幸村父子が関ケ原の合戦（１６００年）に敗れた後、九度山に１４年間隠棲していた屋敷跡に善名称院（真田庵）が建てられました。真田祭は、九度山町にゆかりの深い真田父子を偲んで開催しています。

九度山町へは、天見から南海高野線で約２５分。
歴史の町真田幸村の里九度山へお出かけ下さい。