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大正浪漫の趣き 天見温泉 南天苑のお知らせ・ブログ
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不思議な愉快な『ブラシの木』の真っ赤なお花!
カテゴリ:その他 2009年6月1日(月)〜
更新 : 2009/6/1 23:10
『ブラシの木』って、ご存知ですか?
お花を見ると「はは〜ん、なるほど『ブラシの木』」って納得の、そのまんまの名前のお花です。「ブラシ」はブラシでも、瓶ブラシ。
ねっ、ほんと「瓶ブラシ」にそっくりだと思いませんか?
今、南天苑の庭園では、この『ブラシの木』が次々と真っ赤な花を咲かせています。
『ブラシの木』は、フトモモ科ブラシノキ属で日本名を「金宝樹(きんぽうじゅ)」と言いますが、オーストラリア原産で明治中期に日本に渡来したそうです。
花のあとにつける実は7〜8年枝についたままだそうですが、
花が終わると気にしていなかった私には定かではありません。
今年は是非、花の後にも観察してみます。
実の中に入っている種も7〜8年発芽能力をつけたままで、
山火事や極端な乾燥のときに、ぱあ〜んと実が開いて種が風に乗って飛び散り
新しい土地に芽を出すのだそうです。
なんとも生命力のある木ですね。
なぜ、南天苑の日本庭園に南国のお花が植えられたのかも不思議の一つなのですが、
当の先代店主が他界した今では、謎のまま…です。
ともあれ、なかなか不思議で愉快な『ブラシの木』。
南天苑庭園のどこにあるのか、ぜひ探しに来てください。
今、お庭には花菖蒲や睡蓮、さつきが咲いています。
間もなく紫陽花も咲いてきます。
四季折々のお花が楽しめる‘花の宿「南天苑」’には、一風変わったお花もありますよ。
ご来苑、お待ちしております。