揚げられる美しい音までまるごと「五感で味わう」天婦羅料理を、お愉しみください。

■若竹 こだわりの技■
○熱と油
若竹の美食を引き立てる秘密は、熱と油。
食材によって細やかに調理温度を調整することで、後味が良く口当たりの良い天婦羅を上げることが出来ます。
また、旨味を引き立てる生胡麻油、香味を演出する火入れを施した胡麻油、さっぱりとした綿実油を使用。
これらの油のブレンドのこだわりが、若竹ならではの美味をつくりだすのです。
○衣
小麦粉をふるいにかけ、3℃から5℃に冷やして徹底した脱水を行う。
きめ細かで軽やかな衣を纏い、さくっとした絶妙な食感の天婦羅に仕上がります。
手間を惜しまない確かな仕事が、五感を刺激する芸術的な一品を生み出すのです。
また食材ごとに衣にこだわるのも若竹の職人技。
人気メニューのフィレ肉は、あらかじめ水分をよく取り、あえて通常よりも少し厚めの衣でまぶすことで、肉本来の旨味・風味を閉じ込めたミディアムレアの食感をお楽しみいただけます。

■選りすぐりの食材を味わう■
「江戸の三味」の一つとして愛された江戸前天婦羅。
伝統的に胡麻油を使い、東京湾で獲れた食材を用いておりました。
天婦羅 若竹では、鱚や穴子に女鯒など、王道のネタをお楽しみいただけます。
・金ぷら
　卵の黄身を衣に使った「金ぷら」が、天婦羅発祥の地である江戸で親しまれてきました。
　黄身を加えることで食材にしっかりと火が通り、ネタが持つ旨味や甘味を最大限引き出します。
　天婦羅 若竹が今に伝える、江戸の豊かな食文化です。
・こだわり塩
　山口県の下関から届いた塩で天婦羅を。炒って裏漉すひと手間を加えることで、角の取れた奥ゆかしい風味に。
　シンプルな塩の他、山椒やパプリカなど季節の風情が素材の味を生かします。
・四季折々の遊び心
　豊かな四季が育む山海の幸を、まとめて揚げる「変わり揚げ」。まるで季節そのものを衣に閉じ込めたかのよう。
　揚げ時間の異なるネタを見極めた、研ぎ澄まされた技が贈る、職人の遊び心です。
・天茶漬け
　海老や魚介、野菜など、油に凝縮した旨味をお出汁と共に存分にお愉しみいただける、本格天婦羅料理店ならではの粋な〆です。
・丸十
　軽く揚げたサツマイモの天婦羅にバニラアイスクリーム、黒蜜でお楽しみいただける、当店のシグネチャーデザートです。