東京の北の玄関口として有名な上野駅。

僕がまだ小さい頃は新幹線が上野止まりであり、
多くの特急列車が乗り入れ、駅構内はとても賑やかだった記憶があります。

しかし、新幹線の東京駅延伸や一部特急列車の廃止等があり
少々寂しくなりましたが、現在も常磐線特急「スーパーひたち」、
「フレッシュひたち」等の列車が到着すると、駅ホームが活気づきます。

また、夜になると多くの夜行列車が発着し、北の玄関口であることを再認識させてくれます。

上野発夜行列車の代表格として、札幌行きの「北斗星」＆「カシオペア」、
青森行きの「あけぼの」、金沢行きの「北陸」＆「急行能登」があり、
カメラを手に撮影している人を多く見かけます。
もっとも旅情を感じる瞬間です。

ただ残念なことに、近年夜行列車の廃止が相次いでいます。
九州方面の「はやぶさ・富士号」の廃止が記憶に新しいですね。
上野発の列車においても、今年３月予定のダイヤ改正で前述の「北陸」＆
「急行能登」の廃止が決まってしまいました。とても残念です。

これも時代の流れなので、仕方がないと言ってしまえばそれまでですが、
残る「北斗星」「カシオペア」「あけぼの」には、是非とも長く走り続けて欲しい
と願うばかりです。

Ａ．ＵＥＮＯ