宿番号:313932
奈良信貴の湯温泉 和のオーベルジュ柿本家のお知らせ・ブログ
7月の前菜 〜五感で味わう涼の設え〜
更新 : 2025/7/7 14:57
奈良・信貴山の豊かな自然に抱かれた和のオーベルジュ柿本家では
季節ごとに移ろう旬の恵みを織り込んだ月替わり会席料理をお愉しみいただけます。
この7月、柿本家の料理長が仕立てる前菜は、涼やかな風情と遊び心を織り交ぜた
まさに「夏のはじまり」を告げる一皿。
器には虫籠を模した籠形の設えを用い、見た瞬間に心がほどけるような趣向を凝らしています。
涼しげな竹の編み目からのぞく品々は、まるで“山の中の涼景”そのもの。
目でも舌でも、五感すべてでお召し上がりいただけます。
季節の移ろいをひと口ずつ ― 7月の前菜より
まずは、旬の恵みをそのまま活かした岩もずくの土佐酢。喉越しなめらかで、土佐酢の酸味が蒸し暑さを和らげてくれます。
続くのは、淡白な中に旨みがのった伊佐木の真子旨煮。丁寧に炊き上げられた真子の、ほろりと崩れる口どけが印象的です。
そして、初夏を感じる遊び心あふれる一品、生ハムと無花果ずんだ和えのバターサンド。甘味・塩味・コクが絶妙に調和し、和の会席にさりげないモダンさを添えます。
さらに、旨味の凝縮された明石蛸の柔らか煮、香ばしく仕上げられた蒸し穴子の小袖寿司など、海の恵みも彩りを添えます。
更にひんやりと冷たいトマトのかき氷 赤しそのソース添えを。トマトの自然な甘みと赤紫蘇の爽やかな香りが、口内をさっぱりとリセットしてくれます。
すべてを明かしてしまうのは少しもったいない気がいたしますが、今回ご紹介するのはあくまで会席の幕開けである前菜の一部のみ。
このあとのお料理には、さらに季節の香りと技が凝縮された品々が控えております。
ご来館の皆さまに、ひと皿ごとに驚きと喜びをご体験いただければ幸いです。
奈良・信貴山の自然の中で味わう季節の会席料理。
静かな山の宿で、夏の涼を五感で味わう旅へ――どうぞご自身の舌で確かめにいらしてください。
ご予約はじゃらんnetの他、公式サイトまたはお電話にて承っております。
露天風呂付客室(写真はジュニアスイート)からは信貴山の山並みが一望。日が落ちて涼風を感じながら夕涼みを
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