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ご開帳に合わせて、ドイツから善光寺に里帰り!
更新 : 2009/3/28 20:24
善光寺の前立本尊にうり二つで、ドイツ・リンデン民族学博物館所蔵の
「阿弥陀(あみだ)三尊立像」が27日、県信濃美術館(同市)に到着した。
善光寺御開帳に合わせて4月4日から開く「"いのり"のかたち−善光寺信仰展」で展示する。
今朝のニュースで見たのですが、本当に良く似ています!
善光寺の前立本尊にそっくりの「阿弥陀(あみだ)三尊像立像」が
ドイツ・リンデン民族学博物館にあり、同じ鋳型で作られた可能性のあるのだそうです。
米国の美術収集家の手を経てドイツに渡ったとされ、県文化財保護審議会委員の武笠朗氏
(むかさあきら)・実践女子大教授(日本彫刻史)は
「袈裟(けさ)の衣紋や体つき、顔立ちが極めて似ている」と指摘しているのだそうです!
武笠教授は、文化財保存修復学会が2002年に発行した調査報告で
この阿弥陀三尊像の存在を知り、昨年末にドイツ南部・シュツットガルトにある同博物館を訪問。
県史など文献にある前立本尊の写真やデータと比較。
武笠教授によると、三尊とも前立本尊と同じ銅製。
高さは前立本尊の中尊が42センチ台、左右の脇侍(わきじ)が30センチ台で、
三尊像の方がそれぞれ数ミリ−1センチ大きいが「計測時の誤差の範囲。
同じ鋳型で作られたか、一方が他方を原型にして作られた可能性もある」とのこと。
前立本尊は13世紀後半、鎌倉時代の作と推測されているのだそうです。
リンデン民族学博物館は三尊像を1984年、米国の著名な日本美術収集家ハリー・パッカード(1914−91年)から購入。その前の来歴は不明なんだそうです。
パッカードは第二次大戦後に滞日。
インフレなどで収集家らが手放した古美術品を大量購入したのだそうです。
とっても良く似た『阿弥陀三尊像立像』が長野とドイツのリンデンに・・・
なんだかNHKの『だんだん』が頭をかすめました
このそっくりな『阿弥陀三尊像立像』は、どんなドラマがあってドイツに渡ったのでしょか?
そして、ご開帳に合わせての里帰り、意味があるのでしょうか???
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