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    目黒雅叙園物語(コンドルの遺産)

    カテゴリ:その他 2015年3月21日(土)〜

    更新 : 2015/3/21 14:32

    伝統とモダンが融合した目黒雅叙園には、
    歴史の重み・深みを感じさせるものが数多くあります。
    最も歴史ある建造物をご案内いたしましょう。

    平成10年10月21日、産経新聞の掲載記事です。
    「ジョサイア・コンドルといえば、鹿鳴館など数々の建築を手がけ、東京駅を設計した辰野金吾らを育成した日本の近代建築の父。コンドルが設計した建築物で現存するのは三井倶楽部、島津忠重邸(現、清泉女子大学)など8棟とされてきたがこのほど、目黒雅叙園の敷地内に、コンドル設計の洋風建築があったことが確認された。」

    この記事の中に掲載されている洋風建築が現在中国料理「旬遊紀」の個室、「南風」と「玉城」です。中国料理「旬遊紀」南風の間(上記画像)

    1997年東京ステーションギャラリーで開催された「ジョサイアコンドル展」の準備中に目黒雅叙園に問合せがありました。「目黒雅叙園にこの図面の遺構が何か残っていませんか?」それが発見のきっかけでした。

    もともとこの建築は日本郵船会社 専務取締役の岩永省一氏がコンドルに建築を依頼した私邸で、明治45年、2月に竣工したものです。
    この岩永邸に関する建築図面は、5枚が京都大学建築学教室に所蔵されていたのですが1997年までは現存していないと考えられていたそうです。

    創業者 細川力蔵は昭和6年に目黒雅叙園を建設する際、この地の広大な土地とともに岩永邸も一緒に入手しました。力蔵はこの洋館をいたく気に入り、一時は社長室として使っていたと伝えられています。

    内装にも力蔵のこだわりが随所に見られます。
    「南風」は、後に文化勲章を受章する堅山南風(1887〜1980)に
    「玉城」は益田玉城(1881〜1955)に揮毫を依頼しました。
    「南風」には桜をはじめとする花鳥画が描かれ、1991年、目黒川改修工事にともない、目黒雅叙園は全館リニューアルされました。
    「南風」「玉城」の部屋はほぼ元のまま復元されて
    中国料理「旬遊紀」の個室としてご利用いただいています。

    コンドルが設計した建築で現存しているものは8棟だけです。
    このような歴史的な建築が残っているのはとても珍しいことですが、そこで美味しい中国料理に舌鼓を打ちながら楽しいひと時が過ごせるという贅沢さは、他では味わえないものです。

    ぜひ、皆様のご利用をお待ちしております。

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