宿番号:314768
東大寺二月堂 修二絵
更新 : 2012/3/3 11:58
3月1日(木)より始まりました、東大寺修二絵。
この行事は「不退の行法」として、奈良時代から一度も絶えることなく今年で1261回目を迎えました。
もとは旧暦の2月1日から行われていたので、二月に修をする法会という意味をこめて「修二絵」と呼ばれるようになりました。また二月堂の名もこのことに由来しているといわれています。
行中の3月12日の深夜には「お水取り」といって、若狭井という井戸から観音様へお供えをする「お香水」を汲み上げる儀式が行われます。
またこの行を勤める練行衆の道明かりとして、夜毎、大きな松明に火が灯される様子は圧巻です。
お松明の火の粉をあび、燃え残ったお松明を持ち帰ると無病息災といわれています。
この度、ホテルアジール・奈良 スタッフ一同が皆様の無病息災をお祈りし、お松明を持ち帰って参りました。
数に限りがございますが、本日よりご宿泊のお客様へアジールからのささやかな贈り物としてお配りしております。