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蔵王・岩清水料理の宿 季の里のお知らせ・ブログ
季の里便り 〜第七話 奥羽三高湯の一 白布高湯〜
更新 : 2012/12/14 13:29
こんにちは!
今年は例年より雪が多く、
蔵王は真っ白な銀世界が広がっています!
また、冬の蔵王と言えば蔵王温泉スキー場ですが、
明日には全山オープン予定だそうです!
※詳しくは蔵王温泉観光協会にご確認下さい。
本格的な冬の季節に入った蔵王、
今年はどんな出逢いが待っているか楽しみです。
さて、冬の温泉と言えばしんしんと雪が舞う中での雪見露天・・・
身に染みる寒さも湯に浸かればホッ・・・としますよね?
足湯も素晴らしいです。横顔で蔵王の雪景色を眺めながら
入るのも情緒があって良いですよね?
是非、スキーをする方もしない方も冬の蔵王にお越しください。
さて、
奥羽三高湯の連載をしておりますが、
今日は山形県米沢市にあります白布温泉(白布高湯)について
お伝えします。
歴史は古く1312年に開湯したと言われ、
古くから湯治場として利用されていました。
米沢市南部の山奥に位置し、
茅葺屋根の旅館が連ねる中での雪景色は
なんとも美しい光景であったと言われています。
しかし、残念ながら2000年の火災により
茅葺屋根の旅館は1軒を残すのみとなりました。
そんな白布高湯ですが、湯量は豊富で源泉掛け流しの温泉が多数、
足湯もあり多くの方が訪れます。
泉質はというと・・・最上高湯、信夫高湯と硫黄泉でしたが、
白布高湯は塩化物泉です。
ですので、透明の温泉になります。
標高の高い位置に開湯した3つの温泉地ですが、
古の歴史を感じながら三湯巡りするのも面白いですよね。
これからの季節、山形・福島へ自家用車でお越しの方は、
必ずスタッドレスタイヤをはいて来てください。
よろしくお願いします。
次回は「蔵王の由来」です。
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