宿番号:314797
蔵王・岩清水料理の宿 季の里のお知らせ・ブログ
季の里便り 〜第八話 蔵王の由来〜
更新 : 2012/12/21 15:37
こんにちは!
年末、そしてクリスマスが近づいて参りましたが
いかがお過ごしでしょうか?
蔵王の山々もだんだんと白くなってきまして、
本格的な冬の訪れが近づいて参りました。
スキー場も一部を除いてほとんどのゲレンデが滑走可能です。
今季はどうなるのか・・・始まったばかりなのでまだまだ予測はつきませんが、
蔵王に多くの方が来られる事を夢見て日々過ごしている次第です。
さて、今回は「蔵王」の由来を書きます。
蔵王=ざおう・・・ザオウ・・・ZAO・・・THE KING!
なんてカッコイイ名前なんでしょう!!!
失礼しました。
全国的にも珍しい地名ですよね。
蔵王の由来は、宮城県側にある刈田岳の山頂と遠刈田温泉にある刈田嶺神社に由来しています。
それは遥か遠い昔のこと、西暦679年、大和国(奈良県)出身の役小角という者が、桜で有名な吉野山から蔵王権現をこの地に奉還した事から「蔵王山」と呼ばれました。
ここ蔵王だけではなく、全国にある「御嶽(みたけ)」「金峰」がつく山や神社も蔵王権現に由来しています。
熊本にある金峰山に登った事がありまして、そこから眺める景色は絶景でしたね!
雲海の中に雲仙の山頂がぽっかり浮かぶ光景は感無量でした。
観光客はそれほど多いスポットでは無いですが、
晴れた日は間違いなく行くべきです。
と、話しが逸れましたが、奈良県が由来なのです。
ただ、蔵王は宮城県と山形県にまたがっているのと、
宮城県に蔵王町があるので、蔵王温泉が宮城県側にあると思っている方も多いです。
ですが蔵王は蔵王なのです。
2012年の宿ログ更新は今回で終わりです。
本当に多くの出逢いがありました。
訪れた皆様に感謝の気持ちをもって、「ありがとうございました」で締めくくらせて頂きます。
また来年もよろしくお願い申し上げます。
次回予告はまだ決めてませんーー
※写真は山形市観光協会参照
関連する周辺観光情報
20