宿番号:314948
ホテルモントレ京都のお知らせ・ブログ
宇治茶の産地へ
更新 : 2013/5/28 13:51
新緑が眩しい季節となりました。京都はすでに30度を超す夏日が続いております。本格的な夏が来る前に梅雨の時期がもう間近ですので、それまでにあちこち出掛けなければ!と焦りが募る今日この頃です。。
先日、宇治よりさらに南、奈良との県境にある小さな町「和束」を巡るツアーに参加してきました。京都市内からバスで1時間強、見渡す限り一面に茶畑が広がるこの土地は、知る人ぞ知る宇治茶の産地で、全国有数の高級茶葉を生産しています。京都人でもこの土地のことを知る人は少なく、今回のツアー参加者も初めて訪れるという方がほとんど。茶摘み体験やお茶の淹れ方講座、和束町観光など、盛り沢山のツアー内容でテンションUPです!
今の時期はちょうど茶摘みの真っ只中です。到着後、さっそくみんなでお茶摘み。茶畑に入るのも初めての私。どの葉を摘んでいいのやら…始めは困惑気味でしたが、丁寧にレクチャーして下さったお蔭でプチプチ摘むのが段々と快感に☆そのまま食べてもほのかに甘く、美味しいー!天ぷらにしても美味しく食べられるそうです。
お茶の淹れ方講座は、日本茶インストラクターさんによる笑い溢れる和やかな雰囲気で、おいしーいお茶を自分で入れることができました♪一杯目は少し苦みがあってダイレクトにお茶の味が伝わってくる感じ、二杯目三杯目になるに従って、まろやかないつも飲んでいるお茶の味に変化していく過程も味わうことができました。
その後は、和束町のお母さま方による手作りのお弁当タイム♪お茶の葉を使ったハンバーグ、煎茶ごはん、お茶の佃煮、抹茶豆腐…とお茶尽くし!!デザートももちろん、ほうじ茶プリン☆お茶の葉って、こんなに料理に使えるんだな、しかもとっても美味しい!という発見と共に、お母さま達の心がこもった温かなお料理が心にじーんと沁みました。お腹が満たされたら、次は和束町観光へ。和束町には、安積親王陵墓や、八坂の大杉などの名所があり、特に白栖・石寺の茶畑は、京都府景観資産登録第一号に認定されており、一年中素晴らしい景色がのぞめるそうです。
最後は、茶農家の方々と雑談しながら、美味しいほうじ茶の作り方などお得な情報を教わることができました。
ひと通り京都市内は回ったし…という方、お茶に関心のある方、日々の疲れを癒したい(眼精疲労含む)という方、少し足を伸ばして、「茶源郷」和束町で一味違った旅の思い出を作ってみませんか。