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ホテルモントレ京都のお知らせ・ブログ
京の冬の旅〜観智院へ〜
更新 : 2014/1/17 15:58
京都が一番寂しい時期は、8月と2月だそうです。寒暖の差が激しい京都は、夏はサウナのように暑く冬は底冷えがするほど寒いですから、まぁ納得…なのですが、逆に言うとその時期が穴場ともいえます!春と秋はどこへ行っても人の頭しか見えなくて何をしに行ったのだか、という声をよく聞きますが、真冬の京都は逆にどこへ行っても空いていて、ひとり占めしている感を味わうことができます。(ホテルもリーズナブルに泊まれます♪)
そんなさむーいシーズンの京都を盛り上げようと、「京の冬の旅」という企画が毎年1月中旬〜3月中旬まで催されます。普段は非公開の寺院や文化財をこの期間だけ見ることができちゃう!!という大変素敵な企画☆★私も毎年この時期を楽しみにしております。
先日のお休みに、東寺の塔頭寺院「観智院」へ行って参りました。宮本武蔵筆と伝わる水墨画「鷲の図」や、鳥獣の背に乗る唐時代の本尊・五大虚空菩薩像(すごい迫力〜!)など貴重なお宝をたくさん堪能しました。特別公開の良い所は、ボランティアガイドの方がひとつひとつの文化財を丁寧に説明して下さることなんです。ひとりでパンフレット片手にモヤモヤしている疑問も、ガイドさん達のお蔭で背景を深く知ることができるのです。私もあれだけの知識があれば…!!
ちなみに、写真は観智院の枯山水庭園、「五大の庭」です。弘法大師・空海さんが唐から日本へ航海をしている際、嵐にあわれた時の奇跡を表しているそう。石で表現された亀やカモメがキュートです☆ あとは、室町時代に造られたと言われる茶室が印象的でした。茶室というと頭をかがめないと入れない位の小さな空間をイメージしてしまいますが、千家の茶室スタイルが確立される前にできた茶室だそうで、広々としたオープンな空間でした。
引き続き「京の冬の旅」レポート致しますので、お楽しみに♪