9月に入って急に秋らしくなりました。日中の日差しも柔らかく、朝晩は長袖が恋しくなる程です。
中秋の名月9月8日に、大覚寺で行われる「観月の夕べ」へ行ってきました☆
大覚寺は嵐山の北、天龍寺から徒歩20分程の嵯峨野エリアにあります。嵯峨野は山に囲まれた静かで美しい土地で、観光客で賑わう嵐山とはまたひと味違った魅力があります。
大覚寺は、解説によると「貞観18年（876年）、嵯峨天皇の離宮嵯峨院を寺院に改め、歴代の天皇や皇族が住持された門跡寺院であり、嵯峨御所として知られる」寺院とのこと。境内には狩野山楽筆の襖絵や墨絵などの障壁画が数多く展示されており、歴史の重みを感じられます。
そして境内の東側に広がる大沢池が壮大です。湖畔には桜と楓、池内には約３０００株もの蓮が自生し、なんと平安時代から変わらぬ風景だそう！

この大沢池は日本三大名月鑑賞地で、毎年「観月の夕べ」が３日間に渡って行われます。お茶会も催されますが、メインはやはり池の上から見る満月。乗船チケットは当日の先着順で、17時台、18時台、19時台、20時台の4種類から選べます。15時から販売開始で、私は15時半位に行ったのですが、すでに19時台は売り切れ。大変人気のあるイベントという事が分かります。まだ明るいかなーと思いつつ、18時台のチケットを購入しました。
17時の特別拝観まではまだ時間があったので、清凉寺やあだし野念仏寺などの嵯峨野エリアを自転車で回りました。私は家から自転車で来ていましたが、嵐山にはレンタサイクルのお店がいくつかあります。距離的にも自転車で回るのがちょうど良いエリアですし、特に秋は気候的にも清々しくてサイクリングにもってこいです！

(後半に続く・・・)